TCB jeans Wrecking Crew Pants
TCBジーンズが所有する1940年代～1950年代のヴィンテージモデルをベースに製作されたオーバーオールです。
上質な米綿を使い、ナチュラルなムラ糸にしてヨコ糸はロープ染色。
タテ糸にも同系脱落の反応染めの糸を使用し、ヴィンテージ同様のキレイな色落ちがお楽しみ頂けます。
※同系脱落：洗剤を使って洗っても赤変・黄変せず同色でトーンダウンする意味。
縫製は総綿糸、附属は真鍮製の2本足のドーナツボタンに2本爪のドットボタン、はみ出しカン止めと仕様にも手抜き無し。
腰裏のチェーンステッチはユニオンスペシャルの別注ラッパによる縫製など、細部に至るまで丁寧に作り込まれております。
サイズ展開が28からございますので、女性にもご愛用頂けます。

TCB jeans 70’s BUSH PANTS
リーバイス 70’sのBIG E オレンジタブを参考にしながら、生地をセルビッジデニム(耳付き)に変更して製作したブッシュパンツです。
ブッシュ(藪)の中を歩く時にポケットが引っかからない様に前後共にフラップが付き、同じ理由でシルエットは細身のストレートになっております。
ファスナーはGripper Zipperです。
生地はタテ糸ヨコ糸から別注したTCBオリジナルのサンフォーキンデニム。
タテヨコ 7×7 の約13ozです。
1960～1970年代の純粋なブルーの色目とムラ感、そして毛羽立ちが特徴で、1950年代までのXX生地と違い、染めも浅くなり、ジーンズが作業着からファッションとして変化していく背景が生地をみるだけでも感じることができます。

『サンフォーキンコットン』
カリフォルニアのど真ん中に広がる広大な農地、セントラルバレー南部を産地とするサンフォーキンコットンと呼ばれる綿を使用。
この農地は、周囲を囲む山脈の雪解け水を利用し、綿はこの雪解け水を源とした地下水で育てられています。
サンフォーキンコットンは天然でふわっと膨らんでおり、撚りを入れた時に良い毛羽が出るのが特徴です。
生地屋さん曰く、生地の毛羽立ちは織り方で調整できるわけでは無く、綿そのもののポテンシャルで決定付けられるそうです。

TCB jeans SEAMENS JUMPERS / USN DECK JACKET
TCBが所有する40'sのヴィンテージ、USN DECK JACKETを元に作られた SEAMENS JUMPERS。
縫製糸は番手や色を一ヵ所づつ拾い上げて作製。
シルエットは古着をトレースしていますが、ヴィンテージの雰囲気を崩さない程度に身幅や袖を若干タイトにし今着ても通用するシルエットを目指しています。
ポケットは二重環縫い、ポケット口の負担のかかる部分のカン止めはオリジナルを参考にラフに縫っています。
裾の裏側には全て手作業で入れたステンシル。
別注で作った樹脂製のチェンジボタン、最初は艶がありますが、それも段々と落ち着いてきて最終的にはオリジナルと変わらない雰囲気になります。
使用している生地は現在主流のコンピューター制御のムラ糸ではなく、自然ムラを使った10ozデニム。
製品で耳は使用しませんが、力織機を使用したセルヴィッチの生地を使っています。
ハードな着用を想定して縫糸に先染めのグレーの糸を使用しています。

TCB jeans 40's CAP DENIM
1940年代に生産されたARMY AIR FORCEのメカニックマン用のキャップを再現。
ヴィンテージのUS ARMYのDENIMを参考に製作された10.5ozの生地は、緯糸が生成りでもグレーでもなくカーキなのが特徴。
繰り返しの着用と洗濯でヴィンテージさながらの経年変化もお楽しみいただけます。
ブリムに芯材が入っておりませんので、汚れたら気軽に洗濯機で洗え、バックに畳んで持ち運びも出来ますので、大変重宝するキャップです。

TCB jeans 30's C
リーバイスで初めて赤タブとコンシールリベット(隠しリベット)が採用された501XXの通称37モデルを再現したジーンズです。
30's C の ”C” は「Concealed」の頭文字。
モデル名は参考にした個体(ヴィンテージ)の501XXCに因んでいます。
生地は米綿を使用したタテヨコ6番の14.1oz。
ヴィンテージモデルの生地を解析し新規に製作しています。
一般的な耳付き生地よりも糸の打ち込みが多いのが特徴で、ハリとコシが強いガシッとした穿き心地の生地です。

TCB jeans 50's
1950年代の リーバイス501XX 紙パッチ の再現を目指して作られたTCB定番モデルです。
TCBが所有するヴィンテージからシルエットをトレースし、縫製糸も番手や色を一カ所づつ拾い上げて作成しています。
使用している生地は約13.5ozジンバブエコットン。
現在主流のコンピューターで強制的に作り出したムラでは無く、昔ながらの紡績機の調整によって作り出しています。
アタリ感は太く短い落ち方が特徴でそれが自然と線に繋がって行った時、最高のたて落ちを魅せてくれることが期待できます。
股上は深く裾に向かって若干テーパードが入ったゆったりしたシルエット。
隠しリベットを入れる際の切り込みは、当時数有る方法の中で一番強度の高い仕様を再現。
紙パッチは全てハンドメイド加工。
ベースの色が落ちた頃に紙が破れてくれて中から濃いめの生地が覗いてくれるイメージです。
腰周りの帯下は地縫いせずに、帯先までチェーンステッチで縫っています。あえてカラ環を中に入れず出したままで始末しています。
ヴィンテージと呼ばれる時代のスレキ部分は、ラフに縫われている事が多いのでTCB jeans 50'sも強度に問題ない程度に再現。
縫製糸にはカラー4色、使用糸番手は5種類で縫製。
縫製箇所によって縫う巾を変えたり、ミシンの調整や改造など見所が沢山あるジーンズです。

TCB jeans 30's JACKET
胸ポケットに赤タブが付く1930年代のリーバイス506XXを再現しております。
生地は 30's JEANS C と同じ米綿を使用したタテヨコ6番の14.1oz。
ヴィンテージモデルの生地を解析し新規に製作しています。
一般的な耳付き生地よりも糸の打ち込みが多いのが特徴で、ハリとコシが強いガシッとした穿き心地の生地です。

TCB jeans SEAMENS TROUSERS / USN DECK PANTS
TCBが所有する40'sのヴィンテージ、USN DECK PANTSを元に作られた SEAMENS TROUSERS。
ヴィンテージからシルエットをトレースし、縫製糸も番手や色を一ヵ所づつ拾い上げています。
ベルトループの縫い付け方や二重線で縫製されたフロントポケット、糸道付きの尿素ボタンが特徴。
履き込むほどパッカリングの出方や縫製糸の色が落ちてグレーに近くなる頃の表情が期待できます。
古着に良くある場所に一本一本全て手作業でステンシルを入れています。
使用している生地は現在主流のコンピューター制御のムラ糸では無く、自然ムラを使った約10ozデニムを使用。
製品では耳は使用しませんが、力織機を使用したセルヴィッチの生地です。
ハードな着用を想定して縫糸に先染めのグレーの糸を使用しています。

TCB jeans 20's JACKET
プリーテッドフロントブラウスをベースに胸ポケットにフラップが取り付けられた、初期のリーバイス506XX(赤タブ無し) を再現しております。
生地は20's JEANSと同じTCBが綿から別注したタテヨコ8番の12.5oz。
染色もこの時代の特徴である青みの強いインディゴです。

TCB jeans 50's JEANJACKET / TYPE 2nd
TCB jeansが所有するヴィンテージ リーバイス 507XX(2nd Type)の紙パッチを元に制作。
フロントポケットは2本針ミシンでステッチを入れているので、角にオニギリのようなステッチ。
そしてポケット縫いから糸を切らずにフラップ縫いに移っているのでステッチがフラップ下まで入っています。
フロントポケットのカン止めも、ヴィンテージを参考に太さ、幅を調整し同位置にしています。
製造工程の中でもかなり難しいアームホールの巻き縫いもヴィンテージミシンによるものです。
帯、カフスは帯先まで裏チェーンステッチ、ユニオンスペシャルによって地縫い無しの一度での縫製。
TCB jeans モデルでは、サイズ40から背面の両サイドが継ぎ仕様になります。
使用する生地はジンバブエコットン約13.5oz。
現在主流のコンピューターで機械的に作り出したムラでは無く、昔ながらの紡績機によって作り出されるアタリ感は、太く短い落ち方が特徴でそれが自然と線に繋がっていった時、最高のタテ落ちを魅せてくれます。

TCB jeans 60's
リーバイス501 66モデルの初期をイメージして作られたのが60'sです。
XXモデルとは違う純粋なブルーの色目とムラ感、そして毛羽立ちが特徴。
生地はサンフォーキンコットンと呼ばれる綿を使用した約13oz。
裾に向かってテーパードの入ったすっきりしたシルエットです。
縫製にはオール20番手のコアヤーン糸を使用。
紙パッチはTCB jeans 50's同様ハンド加工。
ベースの色が落ちた頃に紙が破れてくれて、中から濃いめの生地が覗いてくれるイメージです。
TCB jeans 60'sは一筆では無く後付け仕様なので、当時の雰囲気を出すためにTCB jeans 50'sよりも少し中を縫う事によりonewash後のパッチの周りが丸くなる感じが最高です。
縫製箇所によって縫う巾を変えたり、ミシンの調整・改造など見所が沢山あるジーンズです。

TCB jeans Pre-shrunk jeans (type 505)
1960年代後半、物流網が整備され始めたアメリカで 新たなターゲットとしてニューヨークを中心とした東海岸で爆発的に 広まったリーバイス505を参考に製作されたモデルです。
リーバイス505でも個体数が少ないレアなセルビッジ仕様。
シルエットはやや細めで、裾にかけてテーパードしていく テーパードストレート。
ファスナーはGripper Zipper です。
生地はタテ糸ヨコ糸から別注したTCBオリジナルのサンフォーキンデニム。
タテヨコ 7×7 の約13ozです。
1960～1970年代の純粋なブルーの色目とムラ感、そして毛羽立ちが特徴で、1950年代までのXX生地と違い、染めも浅くなり、ジーンズが作業着からファッションとして変化していく背景が生地をみるだけでも感じることができます。

TCB jeans 20's
TCB20'sは、まだサスペンダーや尾錠を縛って穿く事が主流だった時代に初めてベルトループが付けられた1922年のvintageを参考に作成したモデルです。
生地はこのモデルの為だけに綿から別注したタテヨコ8番の12.5oz。
染色もこの時代の特徴の青みの強いインディゴです。

TCB jeans 60's TRUCKER JACKET / TYPE 3rd
TCB jeansが所有する1960年代のGジャンを基にシルエットなどを修正し製作。
チェーンステッチ部分は全てユニオンスペシャルで縫製、胸ポケット裏はライトオンスのデニム生地を使用。
生地は『TCB jeans 60's』と同じ約13ozのサンフォーキンデニム。
純粋なブルーの色目とムラ感、そして生地表面の毛羽立ちが特徴である1960年代のデニムを再現しております。

TCB S40's Jeans WW2 大戦モデル です。
ブランド創設者の井上 一氏の積み重ねた経験を基にSimplified(簡素化)モデルの不完全さの中に宿る魅力や歴史背景を再考察し忠実に再現。
生地はTCB WW2という新品番で糸の繊維まで解析して製作されたS40's特注の14oz。
TCB jeansの技術と創意が詰め込まれたスペシャル大戦モデルが満を持してのリリースです。

TCB S40's Jeans WW2 大戦モデル です。
ブランド創設者の井上 一氏の積み重ねた経験を基にSimplified(簡素化)モデルの不完全さの中に宿る魅力や歴史背景を再考察し忠実に再現。
生地はTCB WW2という新品番で糸の繊維まで解析して製作されたS40's特注の14oz。
TCB jeansの技術と創意が詰め込まれたスペシャル大戦モデルが満を持してのリリースです。

TCB jeans 50's BAKER PANTS OLIVE
1950年代初期のUS ARMY OG107(オリーブグリーン カラーコード107)ユーティリティーパンツ 通称ベイカーパンツを参考に製作したモデルです。
オリジナルモデルの雰囲気を損なわない程度にシルエットは若干テーパードを強くし、太めでもスッキリ見える様になっております。
生地はオリジナルモデルを参考にしたヴィンテージ仕様のバックサテン(コットン100%)。
目が粗く、生地の織り目がヨコ方向なので、着用と洗濯の繰り返しでインディゴデニムのタテ落ちならぬ、ヨコ落ちの経年変化が楽しめます。
アジャスト付のウエストやシーム、バックポケット、フラップのダブルステッチ等、ディテールと縫製もヴィンテージ仕様。
ミリタリーモデルながらシンプルな作りですので、様々なトップスやシューズとの相性も抜群でコーディネートのしやすさも魅力です。