TCB jeans 20's
TCB20'sは、まだサスペンダーや尾錠を縛って穿く事が主流だった時代に初めてベルトループが付けられた1922年のvintageを参考に作成したモデルです。
生地はこのモデルの為だけに綿から別注したタテヨコ8番の12.5oz。
染色もこの時代の特徴の青みの強いインディゴです。
『TCB jeans』
岡山県倉敷市児島にある縫製工場を拠点とするTCB jeans。
ビンテージと呼ばれる時代の製品を細部にまでこだわり魅力を最大限引き出すモノ作りをしているファクトリーブランドです。
TCB20'sは、労働着として使用されていた年代のモデル。
ボトムラインは太めで動きやすく作られたシルエットです。
ジーンズのフィット感を調節する目的で取り付けられたバックシンチ。
ヴィンテージ同様の模様が入る二本針のSOLIDE BUCKLE。
バックヨークもヴィンテージ同様に右前(右高)です。
鹿革製のカントリーCATラベル。
ヴィンテージから型を製作した鉄製ボタンは中央の凹みが特徴です。
コインポケット裏の太い白耳。
戦前モデルのディテールの一つクロッチリベット。
20'sの特徴である太い白耳。
針を飛ばさずミシンの方向を強引に変える為、ステッチが飛び出しているバックポケットの二本針縫製。
バックポケットの剥き出しになったリベットも特徴的なディテールです。